相手の手札を推測する
■ 相手の手札を見破る。
相手の手札が分かればとても簡単に勝つことが出来ますね。全部分かることはできなくてもある程度推測することは十分可能なのです。特にペアがあるのかどうかなどは意外と分かりますね。
■ パターン１
相手とあなたの１対１の勝負になりました。相手は残り５枚です。そこで相手が８を一枚だし、その後にペアを出した（この時点で残り２枚）ならば、残りの２枚はほぼ間違いなくペアであると言い切れますね。
理由は簡単です。例を挙げて説明すると
手札がこのような場合、相手に１０より強いペアが無いという確信がない場合にはまず８で切って、それから５のペアを出しますね。そして、あとは１０のペアを出すのを待つというわけです。
■ パターン２
パターン１と同じく１対１で相手の手札が２枚の場合を考えます。相手がペアなのかそれともばらばらなのか分からない場合、どうすればよいのでしょうか？これも例をあげて説明します。（既に８が全て出ている場合）
あなたの手札がこのような場合、まず何を出しますか？残念ながら、相手に２またはジョーカーまたはAがある場合は勝ち目がありません。理由は６かJを出したとき必ず切られてあがられてしまうからです。
ではそれ以外のときはどうでしょうか？結論から言うとあなたが１００％勝つことが出来ます。
まず出してしまいそうで出してはいけないのが J です。なぜだか分かりますか？ Jを出してロックされてしまうとあなたは出すことが出来なくなってしまうからです。相手に８があるかどうか分からないときはJを出すのが良いかもしれませんが、今回は８がないことが分かっているので恐れることはありません。
ということで、正解は「６を出す」です。すこし意外に感じるかもしれませんがこれ以外に１００％勝つ方法はないのです。６を出して何か出されてもAを出して流れてAのペアを出し最後にJを出して見事にあなたの勝ちです。
■ パターン３
パターン２と同じで相手が２枚の場合の基本的な戦術を紹介します。相手がペアかどうかわからない状態で基本的には７以下を一枚で出すのは危険です。８で切られたら終わりですから。また、強いペアなら大丈夫かもしれませんが、弱いペアをだすのも危険かもしれません。理想はあなたが９以上を出して、相手にロックされてしまってもその上を出すことが出来るようなカードを出すのがよいでしょう。仮に相手がペアであっても痺れを切らして、一枚で出してくることもよくありますね。そのときはほぼロックをしてきます。ですから、ロックされてもだせるようなものを出すのがよいでしょう。
いろいろ述べましたが、一番大切なのは１対１になるまでの流れで相手の手札を推測することです。ペアがあるのかないのかはそれまでの流れで分かる場合がほとんどです。